スタッフシュンスケのインプレッション
2018年下半期、スタッフシュンスケ一番のお気に入りバイク「Ninja400」
「250クラスの車体に400ccのエンジン積んだら、そりゃ楽しいに決まってるでしょ!?」をメーカーが作っちゃいました。
その楽しいと感じるポイントをご紹介致します。

ポイント1 非常に軽い車体
カタログ値では167kgという車両重量ですが、これはNinja250(166kg)と1kgしか変わらない、驚異的な軽さと言えます。
軽いということは加速、減速、旋回において有利であり、走る、止まる、曲がるが素早く行えるということになります。

ポイント2 パワフル且つ扱いやすいエンジン
トルクフルなエンジンは軽い車体と相まってかなり良いパワーウェイトレシオとなっており、低回転から高回転域まで全域で
スムーズに動きます。
それでいて出力特性はドンつきのないマイルド特性で、エンジンブレーキは弱めなのでスロットルの開け始めや閉めることでの
ギクシャクした乗り心地の悪さも非常に少ないです。
スリッパークラッチ搭載でクラッチレバーの操作は非常に軽く、滑らかな走り心地にこちらも一役買っています。
ちなみに一気に2~3速シフトダウンしてクラッチレバーをポンッとリリースしても、このスリッパークラッチが大変働き、
リアタイヤの挙動の乱れも極短時間で収束するので転倒防止にも有効な場面もあるかもわかりません。

ポイント3 軽やかなハンドリング
Ninja400の非常に軽いハンドリングも捨て置けません。安定して急過ぎず緩過ぎず、バンキングに影響することなく滑らかに
入ってくるハンドリングは余計な入力など不要とばかりにバイクを行きたい方向に向けてくれます。
車体バンクとハンドリングを一体になって乗れている瞬間は「操っている感覚」を非常に実感出来て心躍ります。

ポイント4 良く機能するサスペンション
車体の軽さやエンジン性能など、それぞれの能力を効率的且つ快適な走行性能とするための橋渡しをしているのがサスペンションですが、
ノーマル仕様でもなかなかに良い動きをするので、一般的なあらゆる速度域で快適に走ることができます。
タイヤが路面をグリップしたり、車重や荷重をタイヤに適切に載せたり、路面からの突き上げを吸収したり、グリップを失ったタイヤの安定を
取り戻したり、サスペンションに要求される様々な動きを十分に満足するレベルで達成しています。
前後共完全ノーマル仕様でサーキット走行をした際、フロントグリップは一度も損なわれず、リアタイヤはスライドした際にスムーズにグリップを
回復し、「前後共良く車重や車速やエンジンパワーとマッチングされている」といった感想です。

ポイント5 ABS(アンチブレーキロックシステム)
言わずとしれた安全装備。これによりフロントブレーキロックによる転倒は相当防げると思います。
※正常な制動よりも制動距離が伸びるため、作動時に必ずしも事故防止になるということではありません。車間距離、車両速度は適切にお取り下さい。

以上がスタッフシュンスケのNinja400のインプレッションです。如何でしょう?試してみたくなりましたか?
カワサキリバーサイドで試し乗りできますので是非ご利用下さいませ。